TOEFL®テストについて

TOEFL®テストとは

TOEFL® テストは、英語を母語としない人々の英語コミュニケーション能力を測るテストとして、1964年に米国非営利教育団体であるEducational Testing Service(ETS)により開発されました。大学のキャンパスや教室といった実生活でのコミュニケーションに必要な英語力を総合的に測定します。

グローバルスタンダードとしてのテスト

TOEFL®テストは世界中の英語検定テストの中で、最も幅広い国々で受け入れられているテストです。英語圏はもちろん世界150カ国11,000以上の機関が、TOEFL®テストスコアを英語能力の証明、入学や推薦入学、奨学金、卒業の基準として利用しています。TOEFL®テストは、世界中でこれまでに約3,500万人以上が受験しています。

TOEFL® アセスメントファミリー

TOEFL® アセスメントファミリーは、ETSが提供するTOEFL Primary® テスト、TOEFL Junior® テスト、TOEFL ITP® テスト(団体向けTOEFL®テストプログラム)、TOEFL iBT® テストの総称です。これらのテストは学習者のCEFR*レベルや年齢、またテストの利用目的に応じて使い分けながら、継続して利用することができます。

留学にとどまらない活用

TOEFL®テストはその完成度と信頼性の高さから、留学のみの活用にはとどまらず、教育機関等での学内単位認定や、入試優遇、各種プログラムへの英語力証明・出願要件、海外派遣選考の目安として利用されています。

*CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)
CEFR(「ヨーロッパ言語共通参照枠」)は、欧州評議会(Council of Europe)によって2001年に「ヨーロッパの言語教育の向上のために基盤を作ること」を目標に正式に公開された言語レベルの枠組みです。あらゆる言語を6つの段階(A1・A2・B1・B2・C1・C2)に分け、それぞれのレベルに言語機能に基づいた『Can Do Statements』によって、その言語を用いて「具体的に何ができるか」を示しています。CEFRは語学シラバスやカリキュラムの手引きの作成、学習指導教材の編集、外国語運用能力の評価のために、透明性が高く分かりやすい包括的な基盤を提供しています。