♪Parent Café♪を開催いたしました

お知らせ2018.01.11
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2017年12月17日(日)、留学希望者向けテストを受験される保護者の方々に向けて♪Parent Café♪を実施いたしました。テスト会場になっているEF エデュケーション・ファースト・ジャパン様(以下、EF)のご協力のもと、7名の保護者の方が参加され、EF総合教育研究所所長・青田様による講話が行われました。

青田様講話抜粋

日本の子どもたちは、いろいろな文化の人と接する際に自分の意見を伝えることがどうしても苦手な子が多い。これから加速する国内のグローバル化の中で、うまく落としどころを探っていくことができるかが重要になる。TOEFL®は、世界の人とのコミュニケーションをするために大切な力を得られる「世界へのパスポート」。受験を通して英語力を上げていくことが非常に大切。

例えば、海外のリベラルアーツ系の大学入試問題では「労働の減少は『良き生』(※「より良く生きること」の意)を意味するか?」という問題が過去出題された。それに対し、多くの海外の高校生は考えられるが、日本の高校生にとっては非常にハードルが高くなる。これまで「覚える」ことを中心に学習してきており、「考える」ことを問われるとお手上げになる生徒が多数いる。
いわゆる正答が無い問題を考え、自分なりの答えを導き出すには、様々な情報を集め、精査し、教養力を高めていくことが重要になる。情報の多くが英語で発信されていることを考えると、英語の重要性はますます高まっていく。今後は英語を駆使しながら情報を集め、精査し、コミュニケーションをとりながら新しいものを作っていく発想力が求められていく。

2045年には人工知能が人間の知能を上回ると言われているが、人間にしかできないことも多く存在する。「0」から「1」をクリエイトしていく力は人間が得意とする分野。「1」から「2」にすることはテクノロジーに担ってもらう部分ではないか。だからこそ創造力や人と人とのコミュニケーション能力が非常に重要になる。

今後も日本全体の留学支援や多国籍企業の支援の活動も交えながら、子どもたちの学びの可能性を世界中に広げていただきたい。

青田様からの講話内容に、ご参加された保護者の方も、大きく頷かれていました。その後の質疑では、EFのサマースクールや、海外大学準備コース等のご質問も飛び交い、和やかな雰囲気で♪Parent Café♪は終了いたしました。

次回も不定期ですが、♪Parent Café♪を開催する予定です。ご興味のある方は是非ご参加ください。