私立LCA国際小学校(神奈川県相模原市)では、世界を舞台に活躍できる人間の育成をめざし、英語でのコミュニケーションスキルを育てるため、英語教育に力を入れた指導を行っています。その英語教育の一環として、今年2月にTOEFL Primary®とTOEFL Junior®を導入、全学年の生徒が受験されました。
テスト導入の背景と学校が目指されていることを西村校長先生、英語テスト担当の瀬戸道代先生に、テストを受けての感想を3人の生徒さんに伺いました。

■西村校長先生、瀬戸先生インタビュー

Q:TOEFL Primary®を導入されたきっかけを教えてください。

西村校長先生:LCA国際小学校は、英語教育に特色を持たせ、英語をコミュニケーション手段とし、世界を舞台として活躍してもらえる子どもたちを育てたいと願い『英語アクティブイマージョン教育』を行っています。学校設立の際から、1つ1つの取り組みに対して「子どもたちにとって一番いいものは何か?」を主眼に取り入れてきました。また、日々のコミュニケーションも英語で行います。その日々のコミュニケーションがどこまでできているかを客観的に、そして日本の中だけではなく世界でどのぐらいできるのかを測定できるのがこのテストだと思い、採用に至りました。今回は5,6年生がTOEFL Junior®、3,4年生がTOEFL Primary® Step2、1,2年生がTOEFL Primary® Step1を受験しました。

瀬戸先生:児童の真のコミュニケーション能力を測りたかったので、今回、このテストを実施するにあたって「テスト対策」のようなことはしませんでした。また、バイリンガル教育を行っている学校ですから、テストの進行、マークシートの塗り方などテストに関する指示も、すべて外国人担任の主導で、英語で行いました。けれども子どもたちはできましたね。余力のある子もいたので、来年はもう一段階テストのレベルを上げようかと思っています。
児童の日頃の学校生活とテストの内容が即していると思い採用したTOEFL®でしたが、児童もわからないことを解くテストというよりは、普段の生活をもとに考えるようなテストに、楽しみながら問題に答えていたようです。あと、TOEFL®では色々な結果を見ることができ、学習や進学に役立てることができますが、今回、Lexile®を使って図書館の本をレベル分けし、児童が個々のレベルに合った本を選べるようにしました。それは、TOEFL®を採用して良かったと思った点の1つでもあります。

Q:学校の中で英語教育以外に力を入れていらっしゃることは?

西村校長先生:英語に力を入れながらも、日本語教育にも力を入れています。作文コンクールなどにも積極的に取り組ませており、北九州市が主催している「子どもノンフィクション文学賞」でも、ある生徒が最優秀賞を、学校が団体賞を取りました。
私も教師でもあり古典の授業を受け持っています。今日は6年生に『徒然草』を教えたんですよ。書道も行います。日本語の文化をしっかり学ばせたいという願いがあるのです。その上で西洋の文化(キリスト教の物語やギリシャ神話など)も学ばせるようにし、図書室にも日本や西欧の文化が学べるような本を置き、日本語でも英語でも文化に関する本を読むよう指導しています。

私たちの教育の3本柱は「個性」「コミュニケーション能力」「喜びを知る人生」これを頭に置いて教育活動に取り組んでいます。この3本柱を身につけた子どもたちは、自分の個性に気づいて、自分に自信を持ち、それをもっと伸ばしていくようになります。1人1人個性は違い、それぞれにいいところが必ずあるので、そのいいところを伸ばしてあげる、尊重してあげることを大切に考えています。

瀬戸先生:私たちは「日本人として」この3本柱を身につけてほしいと思っているのです。海外に行っても私たちは「日本人」であることを求められます。ですから、世界の中で輝ける日本人になってもらいたいと思っています。
この学校は2005年に創立し、卒業生が日本の大学に進学したり、海外の大学に留学したりし始めました。卒業した子どもたちがどんなふうに育ってくれるかが本当に楽しみです。いつかこの中から日本と世界の国々を、日本人と世界の人々をつなぐ役割を果たす人がたくさん出てきてくれたらいいなと願っています。

■生徒さんインタビュー

中島理沙さん(5年生TOEFL Junior®受験)

今まで小学校でやってきたテストは問題の量がそんな多くはなかったのですが、TOEFL Junior®は問題の量が多かったので、集中力が途切れないように頑張りました。でも、解いているうちに慣れていきました。リスニングは学校生活に関することが多くて、聞いていてテストなのに楽しかったです。 私は英語が得意になって、アナウンサーになって、外国の人にインタビューをしてみたいです。

高村来実さん(4年生TOEFL Primary® Step2受験)

テストは1年生から受けてきた英語全部を復習するようで、自分のためになりました。リスニングで体育の話がテストに出てきたのですが、本当に体育の授業を受けているみたいで、聞き取りやすかったです。今後もう少し先のテストを受けてみたいと思います。
LCA国際小学校では演劇をしたり、踊ったりして自分を表現する「パフォーミング」の授業があります。私はパフォーミングが大好きなので、いつか自分のパフォーマンスを英語でも伝えられるようになりたいです。

梅川哲生くん(2年生TOEFL Primary® Step1受験)

TOEFL Primary® Step1には、リスニングとリーディングのテストがあり、色々なお話を聞いたりするのが楽しかったです。初めは「できるかな?」と思ってドキドキしましたが、やってみたら結構問題を解く事ができてうれしかったです。次回はTOEFL Primary®Step2も受けてみたいです。
僕の将来の夢は、英語ができるお坊さんになることです。時々外国の人がお寺に来るので、お寺のこととか話をして伝えています。もっといろいろなことを伝えられるようになりたいです。

LCA国際小学校
http://lca-elementary.com/

〒252-0132
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