由利本荘市立由利小学校(秋田県由利本荘市)は、文部科学省「英語教育強化地域拠点事業」 の地域拠点校として、これまでにも先進的な英語教育を取り入れています。その学習の効果測定の一環として、今回6年生全員がTOEFL Primary® Step1(リスニング・リーディング マークシート方式)と、コンピュータを使ったスピーキングテストに挑戦しました。

コンピュータルームでヘッドセットをつけ、画面から流れる英語の指示に従ってマイクに向かって回答をしていくテストに、児童の皆さんは最初はびっくり。けれども一生懸命画面を見て、自分の知っている英語を使って答えていました。

■菊地 永遠さん(写真左)
どんなテストかよく分からなくて少し心配でした。でも、いくつかの問題は何を言っているのか、よく分かってうれしかったです。これからも、もっと英語で分かるようにたくさんの言葉をおぼえていきたいと思いました。

■木内 杏さん(写真右)
何をきかれているのか分かりにくいところもあって、ちょっと難しかったけど、動画がたくさん出てきて、最後まで楽しくできました。これからはリスニングを頑張りたいです!そして、もっと聞いて分かるようにしていきたいです。

■丹野 紋子先生
【テストを振り返って】
TOEFL Primary®、リスニング・リーディング・スピーキングの実施に立ち会いましたが、総じてリーディングの問題は日本の子ども達には少し難易度が高いかなと感じましたが、リスニングはかなりできていたと思います。スピーキングに関しては、子どもたちは果敢に挑戦していましたね。英語で話すのを楽しむ様子が見てとれました。


インタビューにお答えいただいた
丹野紋子先生と、小番雅和教頭先生

【導入のきっかけと今後の展望】
県下の他の小学校での実施報告を聞いて、合否ではなくスコアで伸びを見ることができることが良いと思い、導入しました。例えば、半年から1年の英語活動を経た結果が、スコアを通して目に見えてわかるのではと感じています。
学校では、英語でコミュニケーションする力をつけることを軸に英語教育を進めています。学習している内容以外にも興味を示し「書けるようになりたい」「もっと読めるようになりたい」という児童もいます。自ら進んで和英辞典で様々な言葉を調べている児童もいます。また、ALTや地域のサポーターの皆さんにも入っていただき、なるべくオールイングリッシュで授業をしようとしており、単元の内容も子どもたちの意欲を重視したものにしようと取り組んでいます。
今回のテスト実施からの子どもたちの伸びを楽しみにしています。